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IoT基礎 

製造業のIoTはエッジヘビーが効率的

2017/10/23 ・記事をシェアする

こんにちは。ものづくりをIoTで支えようチームの橋本です。

いきなり、若干の宣伝ですが、先日、IoTプラットフォームツールという工場内の様々なデータを集める(Edge)、貯める(Data Store)、見せる(Quick Viewer)ことが簡単にできる新製品が完成しました。

今回はこの製品の肝の1つであるEdge部分をテーマにしたいと思います。

工場内のデータは様々

工場内の製造に関するデータを集めようとしたとき、必ず問題になる事項の1つがデータの取得先がバラバラに存在しているので集めることが大変ということです。

  • 製造実績データは設備の制御機器から取得
  • 人間系で管理する事項は帳票に記載
  • 作業員の位置情報はエリアセンサーから取得
  • 設備に取り付けた各種センサーの情報は個別に取得

・・・

と非常に多くのデータが存在します。

これらのデータを効率よく取得し、管理するにはどうしたらよいでしょうか?

エッジヘビーの考え方

以前はデバイスそのもののスペックがそこまでよいものがなかったという事情からもエッジ側ではデータを取得し、サーバーにパスするだけのエッジライトな構成が多くありました。重い処理はすべてサーバーで処理するという考え方です。個人的にこの考え方は特に間違っているところはなく、今でもアプリケーションを実装するときはサーバーで出来るだけ多くの処理を実装するように構成するのは当然のことだと思っています。しかし、IoTにおいて様々なデータの種類を取り扱い、かつ、その頻度が多いというケースでは多くの通信が発生してしまい、すべてをサーバーで処理するというのは効率が悪いケースもあります。さらに、最近ではクラウドの利用が進み、サーバーへ通信するということはコスト的にも不利になることが考えられます。

そこでエッジヘビーな構成を考えることになります。エッジヘビーな構成ではすべてのデータをサーバーへパスするのではなく、サーバー側で処理すべき一部の処理をエッジで処理ししてしまうということです。

例えばセンサーで1秒ごとに温度を取得し、サーバーで保存するケースを考えます。

今までは60秒取得した場合、60個のデータをサーバーに送信するので60回の通信が発生しました。エッジヘビーな考え方では、取得した温度データを評価し、変化点だけを送信するというようにエッジの中にロジックを構築します。この例で言えば、ずっと20度で1回だけ21度に変わったという場合、送信するべきデータは最初の20度のデータと変化したタイミングでの21度のデータの2回のみということになります。それ以外の点ではデータに変更がなかったとサーバーで解釈します。

通信を減らすことでサーバーのリソースをもっと違うことに使用したり、同じようなデータを並列で多く処理させたりすることが可能になります。


エッジヘビーの考え方はいかがでしょうか?

弊社のIoTプラットフォームツールのEdge機能は上記のような動作を基本機能で装備しています。ご興味ございましたらお問い合わせください。

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