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設備管理 

設備の効率を測って改善サイクルを回そう!

2017/03/30 ・記事をシェアする

こんにちはチーム寝不足の行司でございます。

今回はOEE(Overall Equipment Effectiveness)をテーマにしたいと思います。OEEは日本プラントメンテナンス協会が開発・提唱した設備総合効率の略称で、設備がどの程度効率よく活用されているかを示す指標です。

負けるな日本

とってもよく考えられた指標なのですが、OEEの活用については発祥の地である日本よりも海外で浸透している印象です。例えば弊社のお客様であるアメリカの自動車部品メーカー様では、毎週「OEE meeting」という会議を開いてOEEを工場の成績管理に活用しています。(ちなみに、そのメーカー様ではIoT製品mcframe SIGNAL CHAINをOEE管理ツールとしてご評価いただき、ご採用いただきました。)OEEに着目している設備管理関連のソフトウェアも海外製品が多いですね。

OEEは三つに分解できる

OEEの何が総合なのでしょうか。それはOEEを構成する三つの下位指標を見ると分かります。

一つ目は「稼働率」。計画通りに設備が稼働できているかを示します。

二つ目は「性能」。設備をスペック上の性能通りに運用できているかを示します。

最後は「品質」。ねらった品質どおりに生産できているかを示します。

まさに設備の利用効率を総合的に測る指標だということが納得できるのではないでしょうか。

※ OEE = 稼働率 x 性能 x 品質

OEEを改善サイクルに活用する

ではOEEをどう使うのでしょうか。OEEを測った結果、それぞれの指標を押し下げる原因となるロスを探り当てて改善していくのです。それらのロスは7大ロスに分類でき、それぞれが三つの指標に関連付けられます。①故障、②刃具交換、③立上がり、④段取・調整は稼働率に、⑤チョコ停・空転、⑥速度低下は性能に、⑦不良・手直しは品質に影響します。このように指標とロスが関係していると、改善ポイントを明確にする手助けになりますね。

OEEとIoT

OEEを測るためにいちばん苦労するのが稼働率でしょう。これまでは、稼働率は測りにくい指標で実態もつかみにくいものでした。手書きの日報を集計してもどこまで正しいかは分かりません。ところが最近ではIoTを活用して設備から稼働状況を自動的に収集して簡単に実測できるようになってきています。mcframe SIGNAL CHAINはそれを実現する製品です。ご興味があればぜひ一度お問い合わせください。

終わりに

OEEを構成する三つの指標のうち、品質については分かりやすいのですが、稼働率と性能については各社各様のポリシーがあり、必ず議論になります。次回の行司のブログでは、ちょっと掘り下げてこれらの指標をご紹介したいと思います。

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